◎☆★最新の技術により工具改善★☆◎
◎工具改善、工具寿命向上⇒市販品チップ(インサート)INPLATE-IPX処理⇒チップの大幅寿命延長 生産効率抜群の効果発揮。新品チップが低価格処理で寿命が伸びる。
☆スローアウエイチップ(インサート)①市販品チップ(超硬コーティング、サーメット、ハイス、cBN、ダイヤモンド、再研チップ)②市販品コーティングドリル、エンドミル、ホブ、ブローチ、ピニオンカッタ、チップソー、サイドカッター、リーマー、タップ、その他新品工具、再研磨された工具。
☆斬新な企画力で、工具改善し生産性向上を実践から検証するテクノロジーシンクタンクの東京セラミックLIMITED..技術開発部
◎コスト削減の強力な企画≪Z-1計画≫のLUT(LongUpTool)システム◎
Magnetic Transformation Field Process
INPLATE-IPX処理の概要と特徴
東京セラミック社技術グループは、塑性加工の分野において常に新しい発想の提案をしてユーザーの皆様方に喜んでいただいております。技術のシンクタンクとして切削工具などを対象に多彩なコーティングシステム、表面処理の応用技術の普及に全力を尽くしています。 東京セラミック社グループは世界最新の電磁場エネルギー処理法(INPLATE-IPX)の開発に成功、本格的な受託体制にはいっています。
- ①磁場エネルギーIPX処理を施すことにより超硬からコバルトがにじみ出すのを防ぎ、工具の摩耗を抑制する。
- ②磁場エネルギーIPX処理により刃具の面粗度向上、加工面の粗さについても20%~50%改善できる。
- ③インコネル、チタン、ステンレス鋼など難削材の切削効率向上する。
- ④超硬工具は炭化タングステンなどコバルトを混合焼結した素材を使っている一般的にコバルトは切削時の高温高圧で軟化、コバルトが流失して摩耗を招くのを磁場処理により抑止する。
- ⑤切削における磁場エネルギー処理効果として、オーステナイト組織を有する金属が磁場エネルギー処理により組織変化を生じ、その結果被削性が向上する。
- ⑥INPLATE-IPXは潤滑物質を付加し摩擦係数を低減するため、寿命向上の一役となっている。
- ⑦PVD、CVDセラミックコーティング技術の進展に伴い、切削工具に占めるコーティングのテクノロジーの位置は非常に重要になってきています。セラミックコーティング膜と工具母材との界面は、膜の密着力を確保するため、界面のCo濃度が工具内部より若干高くなってしまうのが現実です。切削加工温度いかんによっては表層部のCoが軟化してコーティング剥離現象となります。IPX処理をすることによりコーティング膜を強固に密着させるため寿命向上が計られる。
- ⑧IPX処理することにより工具硬度の上昇、耐摩耗性の向上、仕上げ面粗さの改善に効果がある。
INPLATE-IPX Technical Data No 3(新品の工具にIPX処理)
- ①部品:SR-CRANK 被削材:SV40CL1-加工部品:パイロットコンバーター穴仕上げ加工・切削条件:V=170m/min・N=1500rpm・f=0.05mm/revkougu・チップ、サーメット(TIP-TPG-CM TPGK)京セラ
・現状ー200台/コーナー ・IPX処理ー800台/コーナー 4倍寿命向上
考察・INPLATE-IPX処理品は、現行品と比較して約4倍加工しているが、逃げ面摩耗、チップ損傷及び加工精度は、同等と判断できる。
- ②部品:SR-CRANK被削材:SV40CLI ・加工部品:フライスホイールダウエル下穴加工ー切削条件:V=12.7 N=540rpm f=0.1mm/rev 工具:ハイスドリル(DRL-SB-MT M33 φ7.5/φ12
・現行品:500台/reg ・IPX処理:1800台/reg -3倍寿命向上
・考察 寿命大幅向上 逃げ面摩耗、クレータ幅、マージン摩耗、加工精度いずれもIPX処理は、寿命延長しても従来と比較すると良好。
- ③部品:SR-CRANK 被削材:SV40CLI 加工部品:フライホイールダウエル穴仕上げ加工 ・切削条件V=6.3m/min N=250rpm f=0.28/rev 工具:SKH51リーマ
・現行品 450台/reg ・IPX処理 2、000/reg
・考察 逃げ面摩耗が非常に少ない。
- ④部品 :SR-CRNK 被削材:SV40CLI 加工部品カウンターウエイト外周加工・ 切削条件:V=190m/min N=500rpm f=0.8mm/rev 工具:超硬コーティングチップ(TIP RCM-CT)
・現行品150台/コーナー ・IPX処理320台/コーナー
- ⑤部品 :SR-CRANK 被削材:SV40CLI :加工部品フライスホイール取り付け穴加工 ・切削条件:V=3.2m/min N=100rpm f=1.0mm/rev ・工具:ハイス コーティングタップ
・現行品 220台/reg ・IPX処理 640台/reg
- ⑥部品:VG-CRANK 被削材:FCD70 加工部品:カウンターウエイト外周加工 切削条件:V=80m/min N=140rpm f=0.4~0.5mm/rev 工具:超硬コーティングチップ(TIPーRNM-CT)
・現行品 120台/コーナー IPX処理420台/コーナー
・考察 現行品に比較して 3倍寿命延長
- ⑦部品:SR-COM-ROD 被削材:SY40CLI 加工部品:ハーフランド加工 工具ブローチ(BRO-SFR FAX38)
・現行品 15000台 IPX処理 24500台 50%寿命向上
◎INPLATE-IPX処理効果的な品種
☆サーメット チップ
- 鋼の仕上げ旋削・溝入れ切削、鉄系焼結金属の旋削、ダクタイル鋳鉄の中仕上げ切削、汎用性に優れ、仕上げ加工において良好な仕上げ面が得られます。ほとんどのサーメットチップはPVDコーティングを施して耐久性を向上しています。東京セラミック社のIPX処理をすることによってコーティング層の密着性が計られ更に磁場エネルギーを増幅することによって靭性が補強され欠けなどが減少されます。
- 耐摩耗性、耐かじり性、耐クレータ性に優れ、高性能、高速切削が可能です被削材との親和性が低く、光沢ある仕上げ面が得られます。旋削仕上げ~中仕上げ、溝入れ、ねじ切り等の加工で安定長寿命が期待できます。サーメットチップはこれらの性質から電子機器、医療機器、光学部品などμ単位の精度を要求される分野で評価されています。新品のサーメットチップにIPX処理は適しています。内部注入方式の処理のためチップエッジ精度が維持できるからです。
☆微粒子超硬合金工具
- 鋼の断続切削、ステンレス鋼など難削材切削に有効です。主成分のタングステンカーバイド硬質相の微細化をはかり、超硬材をグレードアップしました。低速切削に真価を発揮します。IPX処理を施すことによりコーティング層が母材に高いレベルで密着し相乗効果が得られます。
☆超硬合金工具
- ダクタイル鋳鉄、鋳物、鋼の一般材種加工。PVDコーティング、CVDコーティングされ多くの部品加工に使われています。IPX処理は効果的です。
- IPXを施すことにより、ダクタイル鋳鉄のフライス加工において表面平滑性を得られチッピングによるトラブルを解消できます。
☆超高圧焼結体工具
- 高硬度材(HRC60以上)の切削に適しています。高速仕上げ加工に重要な価値を見出しています。cBNと特殊バインダー組み合せることにより高温内の加工でも優れた特性を発揮しています。IPX処理をすることにより潤滑性が付加されることにより2倍以上の寿命延長になり、大幅なコスト削減が得られます。