◎INPLATE-IPX処理⇔切削加工の高能率、高精度化でコスト削減実現
◎寿命向上⇒工具切削性能改善、INPLATE-IPX処理シリーズの応用で切削工具の寿命大幅延長
◎テクノロジーシンクタンク東セラの革新的ソフトウエアー、日々改良の前進”
☆東セラの工具の寿命向上プロジェクト《Z-1計画》☆
◎東京セラミック社は、常に現場第一主義のテクノロジーですから非常に明快な加工データが入手できます。多くのデータにより対策を敏速に行なえます。
◆高難易度加工をクリアーする東セラのIPX処理◆
♣ 東京セラミック社は物づくりプラン《Z-1計画》を立案、弊社の主力テクノロジーINPLATE-IPX処理(インプレートアイピーエックス)をコアーにしています。IPX処理を多角的に活用することにより工具寿命向上が計られ経費節減に役立ちます。
日本の工業、産業分野で切削加工の高度化、高能率化、低価格化が追求されるとともに新しい工具またコーティング開発期間の短縮、工具の低コスト、高品位が要求されています。部品の加工・生産も複雑形状化、高精度化、高能率化を背景に高度化の傾向にあり技術開発も短期間では非常に難しい局面となっています。更に加工素材の革新が進み、工具切削性能改善が緊急の対策となります。
電気自動車、ハイブリッドカー、航空産業などの発展に伴い難削材料も増えてきています。①チタン②インコネル③ステンレス④各種耐熱合金⑤ガラス繊維系材料⑥高張力鋼鈑⑦各種高硬度焼き入れ鋼⑧マルチ的複合材料⑨各種ファインセラミック⑩その他新素材などの難削材料の使用量が多くなっています。
◆難削材の定義
高難易度加工、難削材とは、切削加工が従来の方式ではスムーズ行かなく困難な加工内容と特殊な材料を指す
- 現在の設備では、実現不可能な高度の加工精度を必要とする。
- 鋼、チタン、Al合金が複合材となっており共削りで工具の特殊性が必要とされる場合。全く新しい新素材で経験と文献が無い場合。
- 形状的切削が、必要とされ加工困難な材料(例:穴径がロングで刃具の改良が必要)
- 精度の高い加工(例:円形を加工しますがμ単位)精度必要で高硬度材。
- その他多々ありますが、難加工は日常的に発生している。
◆東セラのINPLATE-IPX処理シリーズの活用◆
一般的な切削現象の解決策(加工材料→鋳鉄、鋼、鉄、)ですが、最終的には詳細に検討して最良な処理をおこないます。
- 硬くて脆い⇔①超硬、ハイス⇒IPX-V2処理
- 高温、摩耗が激しい⇔①超硬、ハイス、CBN⇒IPX-V1s処理
- 加工硬化が起る⇔①超硬、ハイス⇒IPX-9処理
- 高硬度材⇔①超硬、CBN⇒IPX-V1s処理
- 鋼の溶接部分が多い⇔①超硬⇒IPX-V1処理
- 材料が複合している⇔①超硬⇒IPX-V2処理
- 材料強度が大きい⇔①超硬⇒IPX-V1s処理
- ①INPLATE-IPX V1⇒ナノ結晶粒コートで高硬度、高い耐酸化を有し密着力抜群、超硬、ハイス、サーメットと幅広い用途で使用されています。
- ②INPLATE-IPX V1s⇒ナノ結晶粒コートで制御、高い潤滑性を有しドライ加工などにも適しホブ、ピニオン、ブローチなど歯切り工具などにも革新的性能を発揮します。
- ③INPLATE-IPX V2⇒Fe系材料と親和性が低く、溶着がなく加工粗度も良くなります。タップ、リーマ、ガンドリル、センタードリル等らには効果てきです。
- ④INPLATE-IPX V9⇒ステンレス加工などにも非常に効果的です。V9処理はTiAlN系ですが特殊な添加粒を加え高硬度、高い耐酸化性も備え最強の処理です。
工具寿命(切削工具材料とIPX処理)
- 超硬 P⇒WC-TIC-TaC-→IPX-V9処理
- 超硬 M⇒WC-TiC-TaC→IPX-V1、V1s処理
- 超硬 K⇒WC-Co →IPX-V9、V2処理
- サーメット(TiC+炭化物、TiC+TiN)→IPX-V9、V1、V1s処理
- セラミック(Al2O3、Al2O3+TiC、Si3N4)→IPX-V1、V2処理
- CBN、ダイヤモンド焼結体→ IPX-V1s、V9処理
- 高速度工具鋼ハイス(溶解ハイス、粉末ハイス)→IPX、IPX-V1処理
※市販品の工具はコーティングされていますがIPX処理を施して工具寿命延長できます。
愛知県あま市森一丁目11番地2 東京セラミックLIMITED.,
TEL052-449-6150