☆ 東セラ技術部は電子、機械、部品など製造業でなにがベストかを追求した提案をする。
☆ 実践から明快な生産効率を成し遂げた、ダイカスト金型への IPX-ナノコートV1処理がダイカスト金型の寿命向上に多面的な応用が必要か判明しました。
①東京セラミック社は常に実践から答えを発しています。あらゆる塑性加工の分野においても現場サイドの判定が最高の評価となります。弊社は常に、現状からいかにレベルアップするテクノロジーを模索しています。大事なことはいかにユーザーが利益を得ることに焦点を絞っています。ダイカスト加工は以前から非常に不良率が高く、切削加工、プレス加工、ネジ加工等と比較すると生産効率が悪く、また金型コストも巨額の製作費用が必要で、そのためダイカスト加工する前から余分な金額と時間を取らなければなりません。しかしそのことは新しい技術を取り入れれば生産性が上がり利益を生むことになります。
②東京セラミック社はセラミックコーティングをダイカスト業界に取り入れた先駆者です。20年前位 1、日本ダイカスト工業協同組合2、東京都地場産業振興対策事業3、東京都立工業技術センター の主催でダイカスト、”金型入れ子ピンの研究”で当時CVD(CHC-W)プロセスが耐やきつき、耐溶損、耐ヒートチェックなどの評価で他の処理法を圧倒しこのことにより自動車メーカー、自動車部品メーカー、その他ダイカスト専業メーカーも驚きをもって採用されました(このデータはいまも弊社にあります)。弊社もこの時点で日本、世界のトップメーカーとコンタクトができ今も提携している会社が多々あります。この様にハードな技術をもっていても応用できる柔らかさが必要です。
③ダイカスト金型では連続鋳造している毎ショット離型剤[水溶性]をかけていますし、熱疲労によるヘアークラックが発生しているのが通常です。このヘアークラックにより製品の手直し修正工数が追加工として生じる手直しも、マシンストップをしなければならず、納期管理を安定的にできなくなります。ダイカスト加工における金型の状態は適正な金型材料の選定、適正な熱処理、表面処理を施すことによりヘアークラックの発生を遅く小さく抑えることができます。
★ 東京セラミック社は、ダイカスト業界長年の実践経験から多面的な応用技術が大きな成果につながると確信し、IPXナノコートV1処理を推薦します。この処理は内部硬化層を深く形成すると同時に、靭性も補強してヒートクラックに対応するのが特徴となっています。ヘアークラックは鋳造後とともに増大し大きく広がってくるため、手直し費用も多額となっています。処理によりこれらを削減できます。また磁場エネルギー法を、照射することでナノV1コーティングを密着を計ることにより溶損を防御します、また鋳抜きピン、プランジャースリーブなどにも適用できます。処理することにより製品の光沢も向上し付加価値があがります。東京セラミック社は、ダイカスト加工は非常に難解な製造だと考えますが、20年前と比較した場合他の業種例えば精密加工、冷間鍛造に比べると進歩は若干低いのではないかと考えます。弊社のIPX-V1処理を採用されれば大きな一歩となります。20年前CVD法を日本でいち早く推進した、東セラのソフトウエアーに採用のご検討お願いします。