新技術開発成功、IPX-マイクロクリーンP 

東セラの物づくりプロジェクト《Z-1計画》を強力にバックアップ

東京セラミック技術部は、最新の工具向上システムIPX-マイクロクリーンPの開発に成功本年度初めてのNEWフェースです。これにより弊社の《Z-1計画》⇒多大なコスト削減の実行システムは大きく前進し国際競争力の源泉となります。閉塞感のある自動車工業界に次のステップとなり国内工場ばかりでなく海外工場にも適用できます。

IPX-マイクロクリーンPは新品の工具を大幅に改善し、コスト削減を計ります。目標値は経費削減50%ですが、生産性効率は含んでいませんので巨額のコスト低減が可能となり数億円の実働を目指します。

IPX-マイクロクリーンPの概要

A、新品の切削工具への適用

新品の工具に弊社独自の手法を用いレベルの高い表面層(潤滑性、耐かじり性)を生成し、摩擦係数を低減し、耐摩耗性を計り大幅な寿命向上を得る。更に新タイプの薄膜コーティング処理、表面改質法も刃具種類によっては連動し抜群の性能を生み出す。新品の工具の場合多様なコーティング、表面処理が施されていますが全く問題なくIPX-マイクロクリーンプロセスは照射処理可能です。

工具新品の工具材料は全部適用できます(CBN、合成ダイヤモンド、超硬、サーメット、セラミック、ハイス、ダイス鋼その他材料)

新品の工具に適用できる刃具種類(スローアウエイチップ、ドリル、各種エンドミル、サイドカッター、メタルソー、チップソー、マイクロドリル、ホブ、ブローチ、ピニオンカッター、ガンドリル、各種リーマー、各種センタードリル、その他刃具)

IPX-マイクロクリーンPは低温処理で行うため(150℃~380℃》異業種材料がロウ付けしてある工具でも問題なく処理できます。

IPX-マイクロクリーンPは低温処理で安定した強力な密着性のためSCM浸炭鋼、SKS等らにも歪みなしで処理できます又プレスパンチ(SKD11⇒低温焼戻し)でも処理できる画期的ないようです。

IPX-マイクロクリーンPは耐摩耗性、耐溶着性、摺動性が良いためねじ転造ダイスにも適用します。

再利用している工具のIPX-マイクロクリーンPの適用

一度使用した工具をIPX-マイクロクリーンPにより画期的な再生を計りコスト削減を鮮明にする。東京セラミック社は工具の再生を最優先事項として再研、再研磨を重点的に推進しています。弊社では20年位前からリ・ユースを条件に国内有力メーカーに依頼し最新のマシニングセンタを駆使、再利用に全力でユーザーの方々に満足行けるよう考案しています。弊社では再研、再研磨+IPX-マイクロクリーンPは一体化しています。

精度の高い工具はコーティングされている場合、再研しても再コーティングは寸法公差がシビアなため不可能です。IPX-マイクロクリーンPは応用技術を加えることにより寸法精度が維持されり・ユースでき新品の使用頻度が少なくなりコスト削減が可能となります。

近年は工具メーカーではドリル、エンドミルなど独自の刃形状シンニングを開発して精度アップを計るため複雑な形状となり製作メーカー自社で再研+コーティングを取り入れている企業が多くなってきています。この場合どうしても納期が従来と比較すると遅延かしているのが現実です。弊社のIPX-マイクロクリーンPを御利用していただければ短納期にて新品を凌駕する品質を安価にて提供していきます。

IPX-マイクロクリーンPは再研後の工程を重視しています。1、ドリル、エンドミルなどはインサートチップと違い再研を繰り返し使用します。特に超硬工具はメーカーのコーティング層を剥離することは出来ないためり・コーティングが非常に困難な状況となっています。IPX-マイクロクリーンPはIPX応用技術により解決していきます。

東京セラミック社は《Z-1計画》によりコスト削減を推進しています。東北震災後電力不足は製造業に大きなダメージを与えています。新興アジア諸国の技術水準のレベル向上により国際競争力は停滞しています又電気使用価格も上昇しさらなるコスト低減が必要です。1、切削加工で多く使用しているスローアウエイチップのリ・ユース2、新品のスローアウエイチップのIPX-マイクロクリーンPの採用3、より安いチップへの切り替え4、チップの標準化などあらゆる選択が大事ですがIPX-マイクロクリーンPはコスト削減の一里塚です。

東京セラミック社のスタンス

東京セラミック社は実践から行動をしています。机上の理論は実働部隊の皆さんとかけ離れているのが見えます。常に現場に行って状況を収集しなければよいアイデアーは生まれません。弊社は大企業から一人の中小企業までお取引させて頂いております。

東京セラミックは、工具技術の進展に長年の実践応用を重ねてきました。その間画期的な工具材料の進展又PVD、CVD、PCVDなど表面改質、薄膜コーティングの改善が進み切削加工技術が高いレベルを維持してきました。

東京セラミック社、技術部は約十数年前電磁場エネルギー処理INPLATE-IPX処理の応用技術シリーズの開発に成功。特に自動車メーカー、自動車部品メーカー、航空機器部品、工作機械メーカー等の金属切削加工に使われている切削加工工具(スローアウエイチップ、エンドミル、転造ダイス、ドリル、タップ、その他)各種金型、治工具、に弊社が開発した電磁場応用技術処理を活用することにより数倍の寿命向上が得られ、巨額のコスト削減が可能となります。このアプリテクノロジーをコアーとして推進するのが《Z-1計画》です。

多彩なテクノロジーを活用して実践データを基本として大きな成果が得られます。