再研磨、新品の切削工具、セラミックコーティングチップ・工具等らへステンレス加工時に被膜するよう開発したINPLATE・IPX-V9処理です。この処理を応用し実践することによりステンレス鋼種の切削加工が容易となりコスト低減に寄与できます。新コーティング処理はIPXエネルギー(電磁場)を増副しコーティングの密着力を計り、耐摩耗性を強化した内容となっています。

♣ テクノロジーシンクタンク東京セラミック社は、自動車、自動車部品、工作機械、金型等らの企業の方々にコスト50%削減《Z-1計画》を推進中です。弊社のコアーテクノロジーであるINPLATE-IPX処理シリーズを採用させていただきます。又その他技術も提案をしていきます。ステンレス鋼種の切削加工を容易にするIPX-V9処理は大いに役立ちます。

 INPLATE-IPX処理の導入を検討されている事業者さまへ

弊社は受注前に無償の実証実験、テストを行なっています。効果を実体験された上で、導入をご検討お願いします。コスト50%の削減を実行します。

 

ステンレス切削加工に 最新のIPX-V9コーティング

  1. ステンレス鋼の切削加工のトラブル要因として工具刃先への凝着、ステンレス鋼の表面における加工硬化が起り工具刃先の欠損、むしれ、などにより加工面の光沢が失われる。IPX-V9処理は膜硬度、密着力、耐摩耗性ばかりでなく潤滑性を重視し特殊添加剤を補強して冷却性能を向上、熱伝導率の小さいステンレス鋼の加工を補い高能率化を計ることに成功、工具寿命安定にも寄与できます。
  2. ステンレス鋼のほか難削材料のチタン合金、インコネル、Cr-Ni耐熱合金、特殊鋼などにも適用でき抜群の効果を発揮します。
  3. インプレートIPX-V9処理を施すことによって耐チッピン性、耐損傷性、靭性を兼備し刃先境界摩耗の発生を防ぎます。
  4. インプレートIPX-V9処理を刃具に施すことにより膜の潤滑性改善が計られ、先端刃先への溶着を低減させ、また摩擦係数を低下させます。これによって高温下でのステンレス切削加工が容易になる。
  5. [ステンレス鋼種]→オーステナイト系ステンレス鋼・マルテンサイト系ステンレス鋼・析出硬化系ステンレス鋼・二相系ステンレス鋼ら各種ステンレス鋼種で良好なデータがでますが一般的にはSUS304オーステナイト系が耐蝕性、耐熱性に優れ最も使用量の多いステンレス。各種ステンレス加工においてIPX-V9は有効です。
  6. オーステナイト系→SUS303、SUS304、SUS304L、SUS310、マルテンサイト系→SUS403、SUS420J2、SUS440Cフエライト系→SUS430
  7. ステンレス鋼加工の場合エンドミル、インサート、ドリルの先端シンニングは各社が研究してよりベターな刃形を採用しています。弊社でも再研磨のRe-grindingシステムを作り、国内のトップクラス再研磨加工工場とタイアップして最高の研磨品を低価格でお届けいたします。
  8. IPX-V9処理は、再研磨品、新品、セラミックコーティグ新品刃具などに処理できます。

東セラのRe-coating システム

  1. 再研後原則として工具メーカーが推奨している処理又は同様の膜種を施します。了解が得ればIPX-V9処理をします。
  2. Re-coatingシステムは→超硬、サーメット、ハイス等らの種類によってIPX-V9処理の膜種を変えます。(ユーザー様の了解を得ます)

INPLATE-IPX V9

硬度・Hv→3、800②酸化開始温度℃/→1,200密着力/N→90摩擦係数→0、20~0、25処理温度℃→~380膜厚→1、8μ~4、0μ納期→1週間

主力コーティング材→ TiAlN+アルファーIPX-kHz→60Voltage(V)→2、700⑪Temperature(℃)→120

◎ 東京セラミック社(テクノロジーシンクタンク)は、塑性加工の分野において常に新しい発想の提案をして貢献してきました。さらに技術のシンクタンクとして切削工具などを対象に多彩な表面処理の応用技術の普及に全力を尽くしています。弊社グループは、電磁場エネルギー処理によるINPLATE-IPXの開発に成功、本格的受託加工に入りました。今回ステンレス加工[切削工具(再研磨品・新品・セラミックコーティング工具)プレス金型ネジ転造ダイス冷間鍛造金型等ら]に効果が得られる新商品IPX-V9処理を追加しました。 ステンレス鋼、難削材を切削加工するときは、切削温度が非常に高温になるため、工具寿命が劣化する。改善するためには、切削抵抗の減少と切削温度の低下の両方に焦点を絞れば解決の光が見える。切削温度の上昇を抑制するには冷却です。刃具に、潤滑性を与え加工温度を抑えるようにしたのがIPX-V9処理です。

 現在弊社は長年のセラミックコーティング、各種表面処理の実践応用経験から、あらゆる分野の塑性加工金型、切削工具にINPLATE-IPXの受託加工しています。2002年にINPLATE-IPX処理シリーズを発表、各企業から多大な賛同を得ました。低温で硬化層が形成できるためSKD-11の低温焼き戻し金型、パンチに処理しコスト削減となっています(今まではPVDコーティングでも歪み発生、熱処理のみでプレス加工を行なっていた)。IPX-V9処理はステンレスの絞り加工でも有効です。

弊社は25年位前から塑性加工の金型にPVD、CVD、などの表面処理受託加工をさせて頂いてきました、また切削工具の再研磨+再コーティングシはパイオニア的存在です(Re-grinding&R-coatingシステム)工業新聞、経済新聞、各技術系雑誌に掲載また論文を発表しています。最近工具メーカー、コーティングメーカーがこのビジネスに参入しています。

弊社のステンレス加工への進出は、一体型ステンレスバスの絞り加工が最初です。約30年前位です。当時は大企業が、ステンレスバスの成長力(住宅公団の団地、民間の高級マンション)を見込んで大型プレス機械を取りいれ製品化されましたが、ステンレス鋼材の品質が安定しなかったため絞り工程で割れが多発し、加工油に塩素、硫黄などの極圧添加剤を入れ耐カジリ、耐摩耗性に役立ちました、又金型表面処理は各社が、研究して導入し困難を乗り切りました。ステンレスは錆には強いのですが加工が非常に難しい。ステンレス鋼は加工温度を抑えれば工程ダウンも可能です。弊社のIPX-V9は潤滑性を重視しています。軽量で錆に強いステンレス鋼は医療関係を含め採用が多くなると考えます。

INPLATE-IPX-V9切削データ ステンレス鋼

①ドリル→8φ超硬ドリル(チタンアルミナ系コーティング)②送り速度→280mm/min③被削材→SUS420マルテンサイト系④切削速度→40m/min⑤送り→0.15mm/rev⑥切削油→ヨーロッパ製水溶性切削油⑦加工機械→M社マシニングセンタ⑦製品名ポンプシャフト⑧穴深さ28mm

加工結果→従来の加工数1、800個 IPX-V9処理の加工数5、200個

   〒490-1107 あま市森一丁目11番地2 東京セラミックLIMITED.、

            Tel 052-449-6150  Fax 052-449-6158