☆Magnetic Transformation Field Coating Process
インプレート アイピーエックスの開発の要旨
IPX-StealthCoat-10
東京セラミック社は、塑性加工に関する研究を長年続けています。新しい商品の開発と応用を推進して確かな実績を多く保有しています。
- INPLATE IPXの特徴は特殊エネルギー処理により各種金属が緻密化され、鋼(超硬、サーメット、cBN等らも可能)の特徴をレベルアップされ耐磨耗性、耐熱疲労性、耐かじり性等らが向上し靭性を強化、さらに潤滑性が付加され摩擦係数を軽減させます。
- 弊社は、常に世界最先端のテクノロジーの取得と応用が、現代日本の物づくりを世界に勝つ要素と考え革新技術を提案してきました。IPX処理技術はすでに大手の自動車メーカー、建設機械メーカー、電子機器メーカーなどに採用されコスト削減、生産性向上に寄与しています。
- 応用範囲はあらゆる分野に及んでいます⇒プラスチック金型、ダイカスト金型、プレス金型、冷間鍛造金型、熱間鍛造金型、各種ロールフォーミング型、その他各種塑性加工金型〔各種金型にINPLATE IPX処理を施すことにより大幅寿命延長)
IPX-Stealth Coat-10
0.09μmのテクノロジー
東京セラミック社技術部は、ミクロン単位の加工技術を要する分野へ応用できる東セラのIPX処理法と連携した新コーティングの開発に成功、あらゆる産業界へ提案しています。
IPX-StealthCoat10処理は従来のPVD,CVD,PCVD等らのコーティングと少し異なります。
- IPX-StealthC0at 10処理法は特殊エネルギー処理をコアーにして新コーティングをします。
- コーティング膜厚を従来の十分の一からでも成膜できますが、用途によっては層厚が変化可能です。
- 処理温度は160℃位が平均的ですが、膜質によっては若干処理温度は高くなります。
- インプレートIPX(特殊エネルギー処理法)をコアーにして新コーティングを施します。
IPX-Stealth 10の特徴
- 1⇒低温処理のため(100℃~180℃)金型への応用拡大
処理温度が低いためSKD11クラスの低温焼き戻し金型でも処理可能で従来の硬質クローム処理などから切り替えることができ金型寿命向上が計れる。SCM、浸炭鋼やSKS、SUJ等にも、母材硬度低下を最低限に抑えて処理できます。低温処理のため歪みを無くせます。
- 2⇒金属組織が緻密化し、クラックらに効果
高出力エネルギーを金属組織に与えることにより組織が強く連結し、引っ張り強度が向上する。
- 3⇒潤滑性が向上する。
高出力エネルギーが金型、刃具表面を瞬時送射するとき被加工にある不純物を取り除き、さらにエネルギースピンにより表面がなだらかな状態となり潤滑性が付加し摩擦係数が低下する。
- 4⇒ドロップレットがなく、表面にきれいなコーティング層が形成
スパッタの特長でドロップレットがないてめ、表面粗さの小さい均一な平滑性が得られます。このため摺動部品、切削工具、精密金型等らに高い効果が得られます。
- 5⇒高精度のコーティング処理度を必要とする金型に非常に有効です。また公差の厳しい超精密金型に抜群に性能を発揮.
- 6⇔IPX処理により残留オーステナイトの分解、残留応力の除去などが行われ、機械的性質が向上する。処理対象物の材質及び状態、特殊エネルギー処理の強さや照射時間を調整することにより効果を増強できます。さらに先端PVD法との連動により革新的な生産性を向上を計ります。